Wordの自動索引機能を使わないのは”もったいない” その2

2つ目の方法

もう一つの方法です。索引にする項目を一つずつ文中から拾って「索引登録」をします。すべてファイルに反映させ、索引を作成します。

まず、索引に登録する文字列を選択→[Alt]+[Shift]を押しながら[X]キー(「参考資料」-「索引登録」)を押します。

例えば、下図にあるように「摂政」という文字列を選択して[Alt]+[Shift]を押しながら[X]キーを押すと、以下の「索引登録」ダイアログボックスが表示され、登録(メイン)ボックスに“文字列”が、読みボックスに“読み”が自動的に入ります

索引登録ダイアログボックス

登録」:現在選択している文字列のみを索引登録します。
すべて登録」:文書内の同じ文字列をすべて索引登録します。
 一つの段落に同じ文字列が複数ある場合は、登録されないようです。

続けて5点ほど、登録してみます。

 関白 かんぱく
 道長 みちなが
 神武天皇 じんむてんのう
 文徳天皇 もんとくてんのう
 後一条天皇 ごいちじょうてんのう

指定された文字列が索引に登録され、索引フィールドが表示されました。

このように索引項目を登録していき、索引を作成します。

索引の作成は、『Wordの自動索引機能を使わないのは”もったいない” その1 STEP3 索引を作成します』を参照してください。

一つのアイディア

Wordの自動索引機能を使わないのは”もったいない” その1』では、クライアントから索引項目のリストが支給された場合の索引の作成方法でした。

ある文書に、リストがなく索引を作成するとした場合、索引に載せる項目を選択するのは、文書の内容を理解していたとしても、とても難しいと思います。かといって、すべての項目をリスト化する作業は大変な作業になります。

そこで、一つのアイディアとして、ある文書からまず、漢字すべてを取り出し、次に出現頻度で順次ソートをかけ項目を絞っていくという方法です。その方法はこちらを見てください。