NASのハードディスク4台のうち、1台が故障してNASのモニターが真っ赤になっています。
RAIDのすごいところは、壊れたハードディスクを抜くだけで残りの3台で動作することです。
とはいえ、メーカーのサポートに電話をかけたら「12年も使ったという話は初めて聞いた」と褒められたぐらいで、修理してもほかのハードディスクも近い将来に壊れる確率が高そうだから、買い替えたほうがいいと言われてしまいました。
そこで買ってきたのはRAIDではない、ネットワーク対応のハードディスクです。約2万5千円でしたので、RAIDに比べればずいぶん安価です。
で、壊れかけているNASから、買ったばかりのネットワークHDにコピーしようとしたら、表記の「0x8007003B 予期しないネットワークエラー」が出て、コピーができません。
フォルダーを細かくコピーするとエラーが出ないのですが、大元からコピーしようとするとエラーになります。
そこで考えたのが、ハブとケーブルをGIGA対応のものに変えればエラーが出なくなるのではないかと思って、amazonで購入しました。しかし、買ったばかりのネットワークHDがエラーを出すはずもなく、もう少し緻密に原因を調べてみようと思ってネットに「0x8007003B」と入れたら結構出てきました。
まとめてみると、「大きなファイルを送るとタイムアウトする」ということのようで、それが必ず起きるわけでもなさそうです。環境とか様々な原因があるのでしょうけれど、それを逐一調べる気もありません。
ともかくタイムアウトさせない算段について簡明に書かれている情報を見つけたので試してみました。
Windowsキー + 「R」を同時に押す
「ファイル名を指定して実行」が表示されるので、「regedit」と入力しEnterを押す
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanWorkstation\Parameters」まで移動する
Parametersを右クリックし、「新規」→「DWORD(32ビット)値」を選択し、「SessTimeout」と名前を付ける
「SessTimeout」をダブルクリックし、「値のデータ」を300にする(300は5分のことを指す)
と、このように設定したら、夜掛けしてもエラーが出なくなりました。
ファイルサイズの大きさだけではなく、ファイル数が多かったり、合計した容量が大きいことでもエラーが出るようですが、おそらくはNASのハードディスクが1台欠損していることで、速度が落ちていることに起因しているだろうと推察していますが根拠はありません。