会員ページを“noindexタグ”を設置して検索結果から消したい

お客様から問い合わせがありました。

『パスワードで会員しか閲覧できないようにしている会員専用頁に掲載している資料がWeb検索で出てきている』のがあり、どのように対応したらよいか教えてほしい』

また、矢継ぎ早に

『ウェブ検索で対応策を探したところ、次のようなものがありましたので、googleのサイトでお願いしようと思います。
https://www.weblab.co.jp/staff/seo/6378.html (ウェブラボ㈱のスタッフブログ)

また、会員専用頁でウェブ検索にかからないようするには、noindexのタグを書けばよいようなので、今後そのようにしたいと思いますが、これについて何かアドバイスがいただけましたらありがたいのですが。』

質問されているようで、すでにご自分で解決されているような印象です。

基本的にWebサイトは、Googleの検索結果はGoogleのロボットがクロールを行い、インデックスされたタイミングで検索結果画面に表示されるようになります。
検索結果画面に出てほしくない時は、あらかじめクロールを拒否するプログラムなどを組み込んでおけば、インデックスを拒否することができます。

まず確認!

まず検索結果から消したいのか、ウェブ全体から消したいのかを切り分けます。
検索結果から削除してもWebサイト自体が消えるワケではありません。検索結果画面から消したい場合は以下の方法を試してみてください。

検索結果から消す3つの方法
1つは、ページのHTMLをサーバー上から削除します。この処理に加え、サーチコンソールからsitemap.xmlの再送信を行いましょう。
2つ目の方法は、削除したいページへnoindexタグを設置し、sitemap.xmlの再送信を行う方法です。サーバーからHTMLを削除するのではなく、noindexタグを削除したいページのHTMLファイル内に記述します。
3つ目の方法は、GoogleへURL削除リクエストを送信するというものです。
Googleサーチコンソールへログインし、専用のフォームから削除したいURLを入力、送信することで削除申請が可能です。
この処理を行うには、Google Search Consoleで確認済みの、サイト所有者である必要があります。

2つ目の「noindexタグを削除したいページのHTMLファイル内に記述する」については、noindexで検索してみましたが、“灯台下暗し”でした。

自サイト制作で常に参考にさせていただいている株式会社Vectorさんが、プラグインExUnit9.0.6(VK All in one Expansion Unitの略)にnoindex出力機能を追加していたのです。

削除したい記事の下端にあるVK All in One Expansion Unit-noindex設定にチェックを入れることでページのHTMLファイル内に記述されます。

次のご質問は

『google seach consoleで所有権確認のため、HTMLタグをwordpress の「外観」の「テーマエディター」を利用してheader.phpに貼り付けるようになっているところ、この「テーマエディター」が表示されていないので表示させたいのですが、これはどうしたら表示できるようになりますでしょうか。』

プラグインを使って簡単に設定できる方法

これについては、header.phpは親テーマにあり、子テーマにはないので、親テーマのPHPファイルを子テーマにコピーする必要があります。

ただ、少し敷居が高いようですので、プラグインを使って簡単に設定できる方法を選択します。

このサイトでは「Goolgeサーチコンソールの概要と、WordPressブログでの設定方法」を画像を多く使ってわかりやすく解説されています。

WordPressブログとサーチコンソールを連携!設定・活用方法をわかりやすく解説

https://www.xserver.ne.jp/blog/setting-search-console/

Google公式が提供しているプラグイン「Site Kit by Google」を使う方法と、WordPress側でプラグイン「All in One SEO Pack」を使う方法があります。

ここでは詳細は省きますが、お客さまはからは『プラグイン「Site Kit by Google」をインストールしてGoogleサーチコンソールを入れることができ、問題のファイルの削除を求めることができました。』との報告をいただきました。