iTunesでCDの保存先を変更できなくなっている

iTunesをアップデートした影響なのかは不明です。以前は、

ここで「変更」して「OK」をすれば、以降問題なく、そこに保存されましたが、どうも最近はiTunesを起動するたびにCドライブの「ミュージック」に書き込みに行くようになってしまいます。

そこで調べたら、「iTunes Library.itl」と言うファイルを指定の場所に持って行ってiTunesに教えてやると、以降は、その場所に書き込みに行くようになるとのことで、さっそく試してみました。

❶ 「iTunes Library.itl」をコピーする

iTunes Library.itl」のある場所はCドライブの「ミュージック」と言うフォルダの中にある「iTunes」の直下にあります。

これをコピーして、実際にiTunesの音源が展開しているドライブの所定のフォルダにペーストします。

❷ 「iTunes Library.itl」をペーストする

指定ドライブの「iTunesData」の直下に「iTunes Library.itl」を置きます。

❸ 「iTunes Library.itl」をiTunesに指定する

指定の方法は、iTunesを立ち上げるときに「shiftキー」を押しながら起動させます。

そうするとこのような選択画面が表示されるので「ライブラリを選択」をクリックして、「iTunes Library.itl」を置いた場所から指定してやれば、以降は、そこに新たな音源が書き込まれるようになります。

最後に

なぜ、このような仕様に変更されたのかは不明です。しかし、そうなったのだからそうするしか仕方がないわけで、そのようにして使っています。

たまたま、本日、英国から届いたGRENN GOULDの「PLAYS BRAHMS」を取り込みました。CD2枚組で送料税込みで1,328円です。

iTunesにしろ、amazonにしろ、こうした仕組みを考案し、実現する力が日本にないことが経済の成長を拒んでいるのでしょう。とはいえ、こうしたことを発想し、実現する産業を育成すれば、こうなるのかといえば2007年に経済産業省が150億円も使って「情報大航海」というプロジェクトを立ち上げましたが、お金と時間使っただけで成果はほとんど見られませんでした。

高級官僚と上場企業のマネージャー。おそらく、間に電通やらパソナやらが中間搾取して受け元の大企業はスルーで、孫請け、曾孫請けが徹夜で「なにかやった」くらいの証拠を作ったぐらいのことだったのでしょう。

発想がない連中が、いかに権力振りかざしても成果は望めません。

政治も派閥で硬直し、おそらくですが、中には優秀な人材も何人かはいるのでしょうけれど、上につかえている愚鈍な先輩たちに行く手を阻まれ、闊達な能力の発揮ができないうちに歳月の中で創造性を無為に枯渇させていくという日本社会の構造的欠陥は、政治だけのことではないように思います。これを変えていくことが先決のような気がします。

コロナ禍を、変革の好機ととらえ、大企業やら霞が関のお役所などにとどまらず、自営から始めるのが、すぐにでもできそうな変革のように思いますが、そうした若者たちだけのためのセーフティーネットを篤志家が提供すればゆくゆくキャピタルとしてゲインも得られるような循環ができることが望ましいです。

国民一人に10万円や20万円配っても、日本が抱える問題の解決にはならないことは間違いのないところです。

蛇足になりますが「ターマンの子供」という知能指数が135以上の子供数千人を数十年にわたって追跡調査をしたレポートがあるそうです。結果はノーベル賞受賞者は皆無。有名な科学者には、我が国で広島と長崎でお世話になった原爆の父・オッペンハイマーがいるくらいだそうです。