パソコンとメモリの話

Windowsのパソコンでは、スタートボタンを右クリックして「システム」を選ぶと、

プロセッサというところに規格が表示されます。「4790」の「4」は第4世代を意味するのだそうで、かなり古いです(いまは、12世代だそうです)。プロセッサの直下に表示されている実装RAMが「8.00GB」になっています。

「Ctrl」+「Alt」+「Delete」キーを同時に押すと、「タスクマネージャー」を選択できるような画面が表示されますので、それをクリックして「パフォーマンス」タブをクリックすると、現在、どれだけもメモリを使用しているがリアルタイムで表示されます。

この表示では「約7GB」を使用しており、利用可能なのがわずか「1GB」であることがわかります。これではあまりに余裕がないのでメモリを増やす必要があるように思います。

ところがメモリにはCPUの世代や規格に合わせてたくさんの種類があるので下手に買っても安定して動作するかが分かりません。

システム」画面のプロセッサ情報を「intell Core(TM) i7-4790 CPU」として検索すると該当する情報が見つかります。

この画面を下に下げていくと「メモリーの仕様」と言うところがあって、

デスクトップだと「DIMM」で、ノートパソコンだと「SO-DIMM」ですが、最近の一体型の場合はどちらを使っているか調べる必要があります。

DDR3」と「DDR3L」と併記されていますが、これは対応する電圧を意味するようで、「L」が付くほうのメモリは「1.5V」と「1.35V」の両方に対応が可能なメモリと言うことです。パソコンとしては、どちらのメモリも使用可能であることを示しています。「L」の表記がなければ「DDR3L」をつけると安定性を書くことがあるそうです。

利用可能なメモリー領域があまり少ないとシステムが遅くなったり安定性を失う懸念があります。

64ビットのOSでは「16GB」実装のパソコンを買うことが望ましい時代になりました。

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