インクジェットプリンター購入

結論

エプソンの PX-S5010 を使っていました。ある日突然、印刷しなくなりました。互換インクを使っていたこともあって修理は断念して新たに選定したのが CANON iP8730 でした。

届いたのが昨日(2021.4.30)なので、使い込んでの意見ではありませんが、感想として「CANON iP8730」に、躊躇せず軍配が上がります。

epson PX-S5010

以前、CANONのインクジェットプリンターを使っていましたが、「メンテナンスボックスを交換しないと使えません」とのメッセージを出して使用不可になりました。

そこで、交換しようと思ったら修理に出さないとだめだそうで、修理に出そうと思ったら、こんどは「古すぎて対応していません」とのことでした。

で、YODOBASHI秋葉原に出かけて買ってきたのがエプソンの「PX-S5010」でした。

要望は「A3出力」と「CD-R盤面印刷」でしたが、このPX-S5010は両方ともにオッケーの上、メンテナンスボックスを自分で交換できるということでしたの、速攻で買いました。

インクは顔料だそうで、近くのシモジマ浅草橋本店では扱いがありませんので、YODOBASHIに買いに行かなければなりませんでしたが、そのうち、純正インクはあまりに高いので互換インクをアマゾンで買って使うようになりました。

いままで、全く問題はなかったのですが、互換インクに入れ替えるとメッセージがでて、「正規のインクじゃない」とか「修理するときには保証期間中でも有料になる」などのメッセージが出ますが、全く問題なく印刷できていました。

CANONの時は、互換インクによっては色がおかしくなることもありましたが、このPX-S5010では全く問題が発生しませんでしたが、2021年4月26日に印刷したら縞々になったのでノズルチェックやクリーニングをかけましたがだんだん状態が悪くなってきて、そのうち、真っ白な紙しか出なくなってしまいました。

まさか、互換インクを検出して印字できなくするようなことはしていないと思いますが、そんなことを疑うような出来事とタイミングでした。

ネットで調べると4回くらいヘッドクリーニングして6時間以上操作しないでおくと復帰するというような情報もありましたが、全くダメで、クリーニングする回数が多くなるためにインクだけが消耗するようになってしまいました。

修理に出せば蘇るのでしょうけれど互換インクを使っているので面倒なのと、当然のことですが送るだけでも費用が発生するわけで、修理は断念して買うことにしました。

買っても2万1千円くらいのものですので、直すのはやめました。というのは、負け惜しみではないのですが、そんなに調子がいいプリンターでもなかったと思っています。画像ファイルを30ページくらいPDFにしてプリントすると途中でエラーになることはよくありました。

顔料インクのせいだと思いますが、写真の印字はきれいではありません。なかなか wifi につながらないこともありました。スイッチを押してもなかなかスイッチオンにならなかったり、ま、エプソンのプリンターとすればハズレのほうの製品だったように思います。

CANON iP8730

それで買ったのが、CANONの「iP8730」です。

wifi をセットしてインクを入れてソフトをインストールしました。

試しにスキャニングしてPDFにした30ページほどのファイルを印刷してみましたが、エプソンより早くて、印字もきれいです。というのは、カラーインクは染料で、文字専用の黒インクだけが顔料だそうです。

1年間の保証期間中は純正インクを使って、1年経ったところで互換インクにしようと思っています。

エプソンと違うところは、

カセットトレイがないので背面で用紙を入れ替えなければならない
フロントのガイド(トレイといっている)を手で引きだす必要がある
CD-Rはディスクトレイがプリンターの裏にぶら下げて格納する

ソフトのインターフェースは、ちょっとうるさい感じもありますが、使い慣れるまでならいいのかもしれません。エプソンに比べると圧倒的にユーザーフレンドリーです。

一部、機能的に劣る部分もありますが、そんなのは手動で対応すればなんてことでもないので、この勝負は「CANON」の勝ちと言えるでしょう。