「Canon My Image Garden」というアプリ

CD-ROMの盤面などをCanon「iP8730」でディスクレーベルを印刷しようとすると、毎回、とても悩んでしまいます。

はじめに

このソフトは、尋常なソフトではありません。もし、今は亡きジョブスがCANONの社長なり役員だっとしたら、このソフトを見れば血圧が上がって倒れるか怒りすぎて笑い出すのではないでしょうか。

プログラマーが自分の力量の範囲で「できることはやった」という感じのソフトで、使い手のことなど全く考慮していないことがはっきりしている完成度のソフトです。

外注に丸投げで作らせて、発注者として仕様作成に全く関わっていない感じがします。

操作

プリンター買ったときについてきた印刷用のアプリをインストールすると、

このような、操作用のアイコンがデスクトップに張り付きます。アイコンの真ん中をクリックすると、

こんな感じのコントロールパネルが表示され、「ディスクレーベル印刷」をクリックします。

いきなり現れるのが「テーマの選択」と言う画面ですが、どういうわけか3つのテーマしか表示されません。

ここで欲しいのは「無地」のテーマです。当然ですが「キャンセル」します。

左下に「新規作品」と言うのがあって、これをクリックすると、

あれ?」と思いませんか。だって、「ディスクレーベル印刷」を選んだはずなのに、ここで「ディスクレーベル」を、再び選ばなければならないようです。

ところが、また出てくるのが、この画面です。これ、キャンセルしては堂々巡りになるということのようです。しかたがないので「OK」をクリックすると、

「作品に使用する画像が選択されていません」というご宣託が表示されます。実を言うと、背景で左右に分かれたグレーの部分に画像を表示使用します。

片方を消して、残ったほうの画像サイズや位置を変えられれば、それなりに問題はないのですが、動きもしないし、サイズも変えられないし、片方もしくは両方を消すこともできません。

ユーザーに対して、アプリが主張してくるわけです。

画像の追加」というメニューが表示されたので、そこから写真を選びました。上の方にサムネイルが表示されたので、それをドラッグしてくると、グレーになっているところにはドロップができます。

しかし、こんな間抜けなレイアウトでいいと思う人が、そんなには多くないと思うのですが、アプリ作成者はどのように考えたのでしょうか聞きたいものです。

下の方に「背景」と言うボタンがあったので、それを押してみたら案の定、背景になりましたが、手前の画像はそのまま残っているので消そうと思うのですが、絶対に消すことができないという強い意志を感じます。

エプソンのおまけアプリも「今一つ」でしたが、CANONの、このアプリはエプソンに比べてお金をかけたようなのですが、ジョブスなら机の2つか3つは壊すような出来栄えだと思います。

ちなみに画像をダブルクリックすると、

このような画面になり、「印刷」ボタンを押すとペーパーに印刷されてしまいます。どういう考えで作っているのかが、全く分からないアプリとしか言いようがありません。

声でもかけてくれれば、改善提案を出せるとは思いますが、基本は、ユーザーがどのように考えて、どのような操作をするだろうかと言う、相手の立場を考えることが必要だと言うことです。

iPodやiPhoneが世界を席巻したのはデザインだけではなく「ユーザー・インタフェース」が格段に優れていたからなのですが、パッケージや製品デザインがあまりに優れていたため、ユーザー・インタフェースが当たり前のように感じられてしまいますが、このCANONの「Canon My Image Garden」を使うと、日本の工業製品が衰退していくことがよ~くわかります。

対策

使いこなしの対策として正方形(あるいは正円)で、レイアウトを作成しそれを背景として読み込んで使うのが、当面の解決策としては最良のような気がします。